タイトルはやたらとカッコいいです。同名の小説(未読)があるので、ここから漫画化したのかなと思ったのですが、あらすじのところを見るとかなり違うんですよね。漫画版の方にも小説家の高橋三千綱先生の名前も書いてあるので、間違いはないんでしょうけど。
絵はそこそこ上手です。なんで一巻の表紙で主人公が泣いてるのかはよくわかりませんが。
ちなみに内容ですが、はじめに70過ぎてもバイクを乗り回したりゴルフを習い出す父親の話が出てくるので、家族を中心にした漫画かなと思ったら父親はあっさり亡くなってしまいました。一応オムニバス形式の短編ストーリーです。
それからは小説家(もしかして、自伝的漫画でこの方が高橋先生なのでしょうか?)で忙しいはずの主人公がやたらと女子プロゴルファーやアマチュアゴルファーと仲良くして、惚れられたり憧れられてそれで終わるという謎な漫画となっております。世話焼きなのか、本当は暇なのか。
惚れられるには惚れられるのですが、特に手を出したりすることもないのでそういうシーンは期待しないでください。男女の駆け引きもほぼないのであっさり風味です。というか、話が薄いです。原作があったので制約もあったりなど難しいところもあったのかもしれませんけど、もうちょっとどうにかならなかったのかな…。やたらと短いけど、打ち切りだったのでしょうか。