ROBOT×LASERBEAM

投稿者: | 2020年12月25日

黒子のバスケを描かれた藤巻忠俊先生の次の作品です。絵、昔に比べて上手くなりましたよねえ。

ストーリーは、父親の仕事に付き合っている間にゴルフの練習をするところは頭文字D(イニシャルD)を思い出しました。ちょっと違うけど。というか、結局あのお父さんなんだったんでしょうね。少しだけ昔の有名ゴルファーだってことを匂わせてましたけど、結局それ以上のことはわからず。

ロボットのように感情が薄く正確無比な主人公がライバルの出現でゴルフを始める…みたいな感じで始まり、普通に読んでいたのですが、まだ部活動に入って序盤も序盤なのに、物語が一気に高校からプロに飛んで驚きました。まだ部員の名前も覚えていなかったのに~。

少年ジャンプですから、いまひとつ数字取れなくて下積みの面白くなさそうなところをばっさり削ったんでしょうか。
それでもうまくいかなかったみたいで、プロになってこれからライバルとの勝負だ!というところで打ち切りENDで終わっています。

黒子のバスケは読んだことがないので比べられませんが、ゴルフ漫画としてはワタシ的にはかなり楽しみに読んでいたんですけどね。もしかしたら、毎週少しづつ読んでいたらインパクト薄い漫画だったのかもしれませんね。でも、それもあってキャラが誰が誰だかわかりません。主人公が冷静で無口キャラだったのも災いしたかな。他者との絡みが作りづらそうですよね。サービスシーン?のお風呂でもあまり仲間感がないのでいまひとつ盛り上がらず。仕方なかったのでしょうけど、ちゃんと高校時代を描ききってほしかったですね。あとせっかく女子マネージャーがいたのだからもうちょっと掘り下げるとか。

少年誌でゴルフ漫画を当てることは至難の技で、ひとつはやはり少年誌の年齢なんですよね。この年令層ではゴルフを知らないひとが多いでしょうし。あと個人競技なのでチームワークなどの面白さを描写するのが難しいのかもしれません。

少年誌でかなり当たったゴルフ漫画なんて、プロゴルファー猿とあした天気になあれ、あと最近ではKINGGOLF(ちょっとだけ読みました)が続いていることくらいしか思いつきません。掲載誌が違うので一概には言えませんし、KINGGOLFも移籍してますが。
あとはダンドーとライジングインパクトとくらい?ダンドーはアニメ化されたんでしたっけ。ライパクは一度打ち切りを食らってるけど、返り咲いたってことはそこそこ売れたんでしょうか。あんまり数字とかには詳しくなくて当時の印象だけで語っているので、詳しい方はコメントで突っ込んでください。

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