ゴルファー漫画といえば自分はこれが一番最初に出てきます。
まずよく考えるとタイトル詐欺ですね。主人公はアマチュアゴルファーの中学生なので、プロゴルファーではないしついでに猿でもないです。
年中裸足で自分の彫ったクラブ一本を武器に賭けゴルフをするというなかなか斬新な設定の漫画でした。
っていうかTシャツに破れたジーンズ?はまだ許せるとして、ゴルフシューズくらい履けよと突っ込んでしまいたくなりますが、たぶん突っ込んだら負けなんでしょう。なんせ何十万もかけている試合で滑って失敗しても次回には手と足に松脂塗って凌いでるのですから。
でも、さすがにクラブ一本じゃ心ともなかったらしくてパターはもらったの使ってますね。せっかくだから最後までクラブ一本で行ってほしかった。
敵?というかミスターXの刺客もぶっ飛んでいて、ヌンチャクのようなゴルフクラブを使ったりしているのですが、あれも普通に駄目ですよね。
そして、これだけ荒唐無稽な漫画なのに、作者の藤子先生はゴルフ経験者でしかも相当プレイしているというのが自分的にはかなり衝撃的でした。
と、かなり荒唐無稽なありえない漫画ですが、さすがドラえもんの作者。面白いです。細かいルールとかはほどほどにして、ボールをホールに入れるという基本をわかりやすく描いているので子供にも受けたのでしょう。
最後に、私はミスターXが猿の父親だと予想していたのですが全然関係ありませんでした。残念。